■ ID | 464 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 二酸化チタン光触媒複合材料の作製とトリクロロエチレンの除去 |
■ 著者 | 久保史織
Shiori Kubo
早稲田大学大学院理工学研究科 米持真一 Shinichi Yonemochi 埼玉県環境科学国際センター 名古屋俊士 Toshio Nagoya 早稲田大学理工学部 |
■ 出版元 | 日本労働衛生工学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第45回日本労働衛生工学会・第26回作業環境測定研究発表会、平成17年11月9日 |
■ 抄録・要旨 | 光触媒を用いた有機塩素化合物の処理は、低エネルギーコストや低環境負荷などの面で注目されている。我々はこれまでに磁場と複合めっき法を応用した独自の手法で、基板表面に多数の微細突起を形成させ、この表面に二酸化チタン光触媒を複合化した材料を開発してきた。
本発表では、本材料を用いたトリクロロエチレン(TCE)の除去について検討した結果を報告した。突起数密度の異なる試料を用い、TCEの初期濃度を10ppmとして、密閉型反応容器中で2時間の紫外線照射を行った。突起数密度が1,216本/cm2の試料を用いた場合と比べ、数密度475本/cm2の試料を用いた場合、除去速度は増加し、照射後のTCE残存率は約半分となった。これは数密度の減少により、突起による光照射の影が減少したためと考えられた。 |
■ キーワード | 光触媒、酸化チタン、複合めっき、トリクロロエチレン、微細突起 |
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